The87th ACADEMYAWARDS 第87回 アカデミー賞 特集

長編ドキュメンタリー賞

『シチズンフォー(原題) / Citizenfour』

『シチズンフォー(原題) / Citizenfour』

元CIA職員のエドワード・スノーデンの告発ドキュメンタリー。アメリカ国家安全保障局(NSA)による監視を告発するスノーデン氏をジャーナリストと共に追ったのは、2006年の『マイ・カントリー・マイ・カントリー』(原題)でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞候補になったローラ・ポイトラス監督。スティーヴン・ソダーバーグが製作総指揮を務めている。ポイトラス監督自身も政府によって監視されていたこともあり、スノーデン氏が偽名の「Citizenfour」を名乗り彼女にコンタクトを取ったのがきっかけだった。ポイトラス監督は、NSAだけでなく、人々が日頃使用している携帯電話やメール、インターネットなどの情報が秘密裏に監視の対象になっていることを警告する。

『ファインディング・ヴィヴィアン・マイヤー(原題) / Finding Vivian Maier』

『ファインディング・ヴィヴィアン・マイヤー(原題) / Finding Vivian Maier』

2007年、シカゴの歴史を調べていたジョン・マーロフは写真のネガの入った箱をオークションで入手。それは1950年からシカゴでナニー(住み込み家政婦)をしていたヴィヴィアン・マイヤーによる作品だった。彼女は2009年に亡くなるまで人知れずストリートで写真を撮り続け、作品数はおよそ10万点にも上る。彼女が遺(のこ)した作品に魅せられたマーロフはウェブサイト上で作品を公開し、やがて大きな話題になった。写真展は全米、そしてヨーロッパを巡回し、2011年に発売された写真集はベストセラーとなった。マーロフが生前のマイヤーを知る人々にインタビューし、膨大な作品群から彼女の写真への思いを探ったドキュメンタリー。

『ラスト・デイズ・イン・ベトナム(原題) / Last Days in Vietnam』

『ラスト・デイズ・イン・ベトナム(原題) / Last Days in Vietnam』

ベトナム戦争末期、ベトナム北軍が南下しサイゴンを目指したことから、アメリカ政府は南ベトナムの米軍および米国民に帰国を命じた。だが、ベトナム戦争のカオスの中で政府の命令に背き、ベトナム国民を助けようとした米国人がいた……。監督のローリー・ケネディはドキュメンタリー作家として数々の作品を発表し、イラクのアブグレイブ刑務所におけるアメリカ軍によるイラク人虐待を暴いた『ゴースト・オブ・アブグレイブ(原題)/ Ghosts of Abu Ghraib』(2007年)でプライムタイム・エミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞している。『ラスト・デイズ・イン・ベトナム』は2014年のサンダンス映画祭で上映されたのちニューヨークなどで公開され、批評家たちから高い評価を得た。

『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』

『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』

『パリ、テキサス』などのドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダース監督がメガホンを取り、高名な写真家セバスチャン・サルガドの足跡に迫るドキュメンタリー。彼の息子ジュリアーノ・リベイロ・サルガドとヴェンダース監督が、セバスチャンが2004年に開始したプロジェクト「Genesis」の魅力をひもといていく。ガラパゴス諸島やサハラ砂漠など120か国にも及ぶ場所で撮影を敢行。何かが訴え掛けてくるような写真に魂を揺さぶられる。

  • 作品詳細を見る

『ヴィルンガ(原題) / Virunga』

『ヴィルンガ(原題) / Virunga』

アフリカ・コンゴにあるヴィルンガ国立公園に生息し、絶滅危惧種であるマウンテンゴリラを守る森林警備員たちを追ったドキュメンタリー。マウンテンゴリラを絶滅の危機に陥れるのは、密猟者や武装勢力だった。アフリカの知られざる現状、コンゴの自然を守るために命を懸けて闘う人々の姿が映し出される。かねてから環境保護に高い関心を持つレオナルド・ディカプリオが製作総指揮を務め、プロモーション活動にも奔走。劇場で公開されると同時にインターネット配信サイトのネットフリックスで配信されたことも話題になった。編集は、ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』(1999)も手掛けたマサヒロ・ヒラクボ。

PR

facebookでも最新情報をチェックしよう!

TOHO CINEMAS × ぴあ × WOWOW特別企画 アカデミー賞を、みんなで語ろう!豪華商品が当たるキャンペーン

Yahoo!プレミアム会員特典 上映中作品割引き

ページの先頭へ戻る