掲載期間:2016年2月15日~3月14日

第88回2016年アカデミー賞

部門別ノミネート作品アカデミー賞は作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめ全24部門からなります。2016年オスカー像は誰の手に…!?

主演女優賞- ノミネート5作品

主演女優賞受賞

受賞発表の様子......

プレゼンターのエディ・レッドメインから名前を呼ばれ、後ろの座席に座っていた共演者のジェイコブ・トレンブレイ少年と受賞を喜び合ったブリー・ラーソンは、興奮気味に壇上へ。「大勢の人々によって作られることが映画の良い点」と語る彼女は、アカデミー会員はもちろんのこと、『ルーム』のスタッフや共演者に感謝の意を表する。「わたしのパートナー」と呼ぶジェイコブ少年や私生活のパートナーでロックミュージシャンのアレックス・グリーンウォルドらの名前を挙げた彼女は、最後に「映画を観てくれてありがとう」と一般のファンにも謝意を述べ、満面の笑みでオスカー像を握りしめながら、自信に満ちた様子で颯爽とステージを去った。

(協力:WOWOW/文・なかざわひでゆき)


(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED.

この作品のノミネート部門

主演女優賞 助演女優賞 脚色賞 撮影賞 衣装デザイン賞 作曲賞
オーストラリア国立演劇学院で演技を学び、舞台女優としてプロのキャリアをスタートさせ、『オスカーとルシンダ』(1997)で世界的な注目を浴びる。16世紀のイングランド女王を演じた『エリザベス』(1998)で数多くの賞に輝き、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。『アビエイター』(2004)のキャサリン・ヘプバーン役で同・助演女優賞を受賞。その後も『あるスキャンダルの覚え書き』(2006)と『アイム・ノット・ゼア』(2007)で助演女優賞、『エリザベス:ゴールデンエイジ』(2007)で主演女優賞の候補となり、虚栄心に囚われた女性の破滅的な生きざまを演じた『ブルージャスミン』(2013)で初の主演女優賞を獲得した。通算7度目のアカデミー賞ノミネートとなる『キャロル』の役柄は、年下の同性と恋に落ちる人妻。1950年代のエレガントなメイク&ファッションをまとい、大人の女性の艶やかな魅力をスクリーンに匂い立たせている。 人物詳細はこちら

(C)ElementPictures/RoomProductionsInc/ChannelFourTelevisionCorporation2015

この作品のノミネート部門

作品賞 監督賞 主演女優賞 脚色賞
9歳で芸能界デビューしてテレビドラマや映画に出演し、2009年スタートのテレビシリーズ「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」でのトニ・コレットの娘役で注目される。その後は音楽活動に挑戦する一方、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)、『ダメ男がモテる本当の理由』(2011・日本未公開)、『21ジャンプストリート』(2012・未公開)、『ドン・ジョン』(2013)などに出演。青少年向け保護施設のケアマネージャーにふんした『ショート・ターム』(2013)で才能を開花させ、スイスのロカルノ国際映画祭やゴッサム賞などの女優賞を獲得した。最近では『ザ・ギャンブラー/熱い賭け』(2014・日本未公開)でマーク・ウォールバーグと共演している。『ルーム』で演じるのは、突然誘拐され、7年間の監禁生活中に出産を経験した女性というショッキングな役柄。息子とともに外界に脱出し、正常な人生を歩み出そうとするヒロインの苦悩と母性をリアルに表現した。 人物詳細はこちら

2016年春全国公開20世紀フォックス映画配給(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

この作品のノミネート部門

主演女優賞
女優としてのキャリア初期に『あの日、欲望の大地で』(2008)でベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ(新人俳優)賞を受賞。寒村の貧しい少女にふんした『ウィンターズ・ボーン』(2010)でアカデミー賞主演女優賞候補となり、スター性あふれる容姿と演技力で脚光を浴びた。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)などに続き、全米ベストセラー小説を映画化した『ハンガー・ゲーム』シリーズ(2012・2013・2014・2015)で堂々主演を務め、ハリウッドを代表するトップ女優に。『世界にひとつのプレイブック』(2012)のエキセントリックなヒロイン役でアカデミー賞主演女優賞に輝き、『アメリカン・ハッスル』(2013)でも同・助演女優賞にノミネートされた。デヴィッド・O・ラッセル監督との3度目のコラボ作『JOY』では、少女から大企業の経営者、そして女家長へと成長していく主人公を熱演。その怒濤の人生の軌跡を、持ち前のパワフルな個性で演じ切る。 人物詳細はこちら

(C)The Bureau Film Company Limited,Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014

この作品のノミネート部門

主演女優賞
リチャード・レスター監督に見出されてモデルから女優に転身し、同監督の『ナック』(1965)でデビュー。その後、本格的に演技を学び、『地獄に堕ちた勇者ども』(1969)、『愛の嵐』(1973)、『蘭の肉体』(1974)、『さらば愛しき女よ』(1975)、『評決』(1982)などで退廃的かつ謎めいた魅力を放った。大島渚監督作品『マックス、モン・アムール』(1986)などに出演後は作品に恵まれない時期が続いたが、フランソワ・オゾン監督の『まぼろし』(2001)で絶賛され、再び同監督と組んだ『スイミング・プール』(2003)におけるミステリー作家役でヨーロッパ映画賞女優賞を受賞した。アカデミー賞初参戦となる『さざなみ』は、ふとしたきっかけで長年の信頼関係が揺らぎ出す熟年夫婦の物語。不可解とも思える疑念や嫉妬心に駆られる女性の心理を静かな迫力で表現し、すでにベルリン国際映画祭やヨーロッパ映画賞など数多くの女優賞に輝いている。 人物詳細はこちら

(C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

この作品のノミネート部門

作品賞 主演女優賞 脚色賞
9歳の頃から子役として活動し、『つぐない』(2007)で13歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、一躍脚光を浴びる。英国アカデミー賞主演女優賞候補になった『ラブリーボーン』(2009)、殺人マシーンとして育てられた少女にふんした『ハンナ』(2011)でも卓越した表現力を発揮し、ハリウッドの将来を担う若手実力派として成長を遂げた。その後も『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』(2011)、『ビザンチウム』(2012)、『わたしは生きていける』(2013)、『ザ・ホスト 美しき侵略者』(2013)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013)といった話題作に出演している。『ブルックリン』で演じるのは、1950年代にアイルランドの小さな町から大都会ニューヨークに移り住み、人生の重大な選択を迫られる女性。自身もアイルランド人であるローナンが、美しく変わりゆくヒロインをこれまでにない大人びた雰囲気で体現した。 人物詳細はこちら

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