掲載期間:2016年2月15日~3月14日

第88回2016年アカデミー賞

部門別ノミネート作品アカデミー賞は作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめ全24部門からなります。2016年オスカー像は誰の手に…!?

助演男優賞- ノミネート5作品

助演男優賞受賞

受賞発表の様子......

『ロッキー』以来、実に40年ぶりにアカデミー賞授賞式に帰ってきたシルヴェスター・スタローンの受賞への期待が高まるなか、栄誉に輝いたのは最大のライバルと目されていたマーク・ライランスだった。『ブリッジ・オブ・スパイ』で老練な旧ソ連のスパイを演じたライランスは、スティーヴン・スピルバーグ監督と抱擁を交わしてステージに上がり、「わたしは物語が大好きです。出演し、見たり、聞いたりすることが。スピルバーグという素晴らしい物語の語り手と一緒に仕事ができて、本当に光栄です」と感謝の言葉を述べた。そして「多くの人から“トム・ハンクスと共演することは、演技の助けになるか?”とよく聞かれます。答えはイエスです」とユーモラスな逸話を披露。脇役の鑑というべき仕事を見事にやり遂げた英国人俳優に、会場から“納得感”のこもった温かな拍手が贈られた。

(協力:WOWOW/文・高橋諭治)


(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

この作品のノミネート部門

作品賞 監督賞 主演男優賞 助演男優賞 撮影賞 美術賞 編集賞 衣装デザイン賞 視覚効果賞 録音賞 音響編集賞 メイクアップ・ヘアスタイリング賞
ロンドンの演技学校などで演技を学び、テレビミニシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」(2001)で俳優デビュー。地道に実績を積んだのち、ニコラス・ウィンディング・レフン監督作『ブロンソン』(2008・日本未公開)で英国インディペンデント映画賞主演男優賞を受賞した。その後は母国とハリウッドを行き来し、『インセプション』(2010)、『ウォーリアー』(2011・日本未公開)、『裏切りのサーカス』(2011)、『ダークナイト ライジング』(2012)といった話題作に出演。さらに『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(2013)、『チャイルド44 森に消えた子供たち』(2014)を経て、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)ではかつてメル・ギブソンが演じた伝説的な荒野のヒーローを熱演した。『レヴェナント:蘇えりし者』ではレオナルド・ディカプリオふんする瀕死の主人公を見捨てるハンター役。長髪にヒゲを蓄えた荒々しい風貌で非情な悪役になりきり、極寒の大自然での格闘シーンもこなした。 人物詳細はこちら

Photo by Kerry Hayes(C)2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

この作品のノミネート部門

作品賞 監督賞 助演男優賞 助演女優賞 脚本賞 編集賞
舞台でキャリアをスタートさせ、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞候補になった『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』(2000・日本未公開)で注目される。その後は『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)、『ゾディアック』(2007)などで重要な役どころを獲得し、2人の子供の“生物学的な父親”を好演した『キッズ・オールライト』(2010)、実在のレスリング選手にふんした『フォックスキャッチャー』(2014)の2作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。また『アベンジャーズ』(2012)のブルース・バナー/ハルク役で世界的な知名度を高め、近作『はじまりのうた』(2013)、『グランド・イリュージョン』(2013)も好評を博した。『スポットライト 世紀のスクープ』では、神父とカトリック教会の罪を取材する調査報道チームの一員に。モデルとなった新聞記者への入念なリサーチに基づき、人間味と情熱に満ちあふれたキャラクターを演じた。 人物詳細はこちら

(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.

この作品のノミネート部門

作品賞 助演男優賞 脚本賞 美術賞 録音賞 作曲賞
ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞の受賞歴を持つ舞台俳優として輝かしいキャリアを築く一方、1980年代半ばから数多くの映画、テレビドラマに出演している。日本で公開された主な映画には、主演を務めた『ベンヤメンタ学院』(1995)と『インティマシー/親密』(2000)のほか、『ブーリン家の姉妹』(2008)、『ブリッツ』(2011)、ショーン・ペンと共演した活劇『ザ・ガンマン』(2015)などがある。ピーター・コズミンスキー監督のテレビムービー「ザ・ガバメント・インスペクター(原題)/ The Government Inspector」(2005)で英国アカデミー賞主演男優賞(テレビ部門)を受賞し、同じくコズミンスキー監督のテレビミニシリーズ「ウルフ・ホール」(2015)ではエミー賞候補になった。すでに全米映画批評家協会賞などで助演男優賞に輝いた『ブリッジ・オブ・スパイ』では、ベテランらしいいぶし銀の存在感を発揮。固い信念を内に秘めた旧ソ連のスパイにふんし、トム・ハンクスとの味わい深い掛け合いを披露した。 人物詳細はこちら

(C) 2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

この作品のノミネート部門

助演男優賞
貧しい下積み時代を経て、映画会社に脚本を売り込んだ『ロッキー』(1976)が大反響を呼び、作品賞などアカデミー賞3部門で受賞。自身も主演男優賞と脚本賞にノミネートされ、一躍スターダムにのし上がった。同作品はシリーズ化され、『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006)まで全6作を発表。またベトナム帰還兵にふんした『ランボー』シリーズ(1982・1985・1988・2008)が大当たりし、そのほかにも『クリフハンガー』(1993)など数々のヒット作を放った。その半面、ラジー賞の常連でもあるが、往年のマッチョ・スターが大集合した『エクスペンダブルズ』シリーズ(2010・2012・2014)を成功に導くなど、今もなお根強い人気を誇っている。『クリード チャンプを継ぐ男』では、9年ぶりのロッキー・バルボア役でゴールデン・グローブ助演男優賞を受賞。かつての盟友アポロの息子に闘魂を注入するロッキーの熱き思いを感動的に演じ、観る者の涙を誘った。 人物詳細はこちら

(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

この作品のノミネート部門

作品賞 監督賞 助演男優賞 脚色賞 編集賞
幼い頃から演技を学び、13歳のときにスティーヴン・スピルバーグ監督作『太陽の帝国』(1987)で主演デビュー。『アメリカン・サイコ』(2000)などで強烈な印象を残したのちに、クリストファー・ノーラン監督の“バットマン”シリーズ(2005・2008・2012)でブルース・ウェイン/バットマンにふんし、『ターミネーター4』(2009)では主人公ジョン・コナーを熱演した。激ヤセぶりが話題を呼んだ『マシニスト』(2004)のように徹底した役作りで知られ、実在した元ボクサーの再起を演じた『ザ・ファイター』(2010)でアカデミー賞助演男優賞を受賞。『アメリカン・ハッスル』(2013)の天才詐欺師役で同・主演男優賞にノミネートされたことも記憶に新しい。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』で演じるのは、リーマン・ショックの到来をいち早く予見した実在のトレーダー役。ヘヴィメタ好きで、孤独を好む風変わりなキャラクターにバイタリティーを吹き込んだ。 人物詳細はこちら

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