掲載期間:2017年1月25日~3月13日

第89回2017年アカデミー賞

部門別ノミネート作品

部門別ノミネート作品

助演男優賞

助演男優賞 受賞
ムーンライト

マハーシャラ・アリ

ムーンライト

受賞発表の様子......

司会者ジミー・キンメルの軽妙なオープニング・トークに続いて登場したのは、昨年『リリーのすべて』で助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。プレゼンターを務める彼女が読み上げた受賞者の名前は、事前予想で本命視されていたマハーシャラ・アリだった。その瞬間、近くに居合わせたジェフ・ブリッジスと握手を交わして登壇したアリは、まず「もしおばあちゃんがここにいたら、ちゃんとボタンを締めなさいと言っただろうね」とユーモラスなひと声。「これまで多くの先生と出会い、“おまえが中心じゃない、物語とキャラクターに奉仕しろ”と教わってきました。まさにそのような機会を得られて感謝します」。そしてバリー・ジェンキンズ監督を始めとするスタッフ&キャストの名前を挙げて感謝を述べ、最近、娘が生まれたことを報告すると、会場から大きな歓声が。それはカリスマ性あふれる新たなスターの誕生を祝福するようでもあった。

(協力:WOWOW/文・高橋諭治)

ジェフ・ブリッジス
ジェフ・ブリッジス「最後の追跡」

この作品のノミネート部門

作品賞 助演男優賞 編集賞 脚本賞
父親ロイド、母親ドロシー・ディーン、兄ボーがいずれも俳優という芸能一家の出身。若き日の出世作『ラスト・ショー』(1971)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『サンダーボルト』(1974)、『スターマン/愛・宇宙はるかに』(1984)、『ザ・コンテンダー』(2000)でもオスカー候補に。5度目のノミネート作『クレイジー・ハート』(2009)におけるカントリーシンガー役で同・主演男優賞を初受賞した。隻眼(せきがん)の保安官にふんした西部劇『トゥルー・グリット』(2010)でも同部門へのノミネートを果たしている。その他の代表作は『タッカー』(1988)、『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(1989)、『フィッシャー・キング』(1991)、『ビッグ・リボウスキ』(1998)、『アイアンマン』(2008)など。『最後の追跡』(2016)では銀行襲撃事件を追う引退間近のテキサス・レンジャーをユーモラスかつ人間味豊かに演じ、円熟した存在感を遺憾なく発揮している。 人物詳細はこちら
デヴ・パテル
デヴ・パテル「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」

この作品のノミネート部門

作品賞 作曲賞 助演女優賞 助演男優賞 撮影賞 脚色賞
2007年にイギリスで放送されたティーン向けテレビドラマ「スキンズ」での演技がダニー・ボイル監督の目にとまり、『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)の主人公ジャマール役に抜擢される。同作品で英国アカデミー賞主演男優賞、ヨーロッパ映画賞男優賞にノミネートされ、一躍世界中に知られる存在となった。その後は『エアベンダー』(2010)、『マリーゴールド・ホテル』2作(2011・2015)、『チェリーについて』(2012)、『チャッピー』(2015)などの話題作のほか、2012年スタートのテレビシリーズ「ニュースルーム」にレギュラー出演。実在の天才数学者を演じた『奇蹟がくれた数式』(2015)も記憶に新しい。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』では、家族と生き別れてオーストラリアで育ち、母国であるインドの“家”を探し出そうとする青年のひたむきな思いを情感豊かに表現した。 人物詳細はこちら
ルーカス・ヘッジズ
ルーカス・ヘッジズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

この作品のノミネート部門

主演男優賞 作品賞 助演女優賞 助演男優賞 監督賞 脚本賞
父親は『アバウト・ア・ボーイ』(2002)の脚色でアカデミー賞にノミネートされ、『エイプリルの七面鳥』(2003)の監督を務めたピーター・ヘッジズ。父親の監督作『40オトコの恋愛事情』(2007・日本未公開)の小さな役で映画デビュー。その後はコリン・ファース主演のコメディー『アイ・アム・ニューマン 新しい人生の見つけ方』(2012・日本未公開)を経て、ジェイソン・ライトマン監督のラブ・ストーリー『とらわれて夏』(2013)、テリー・ギリアム監督のSF映画『ゼロの未来』(2013)に出演した。ウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズ・キングダム』(2012)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013)にも小さな役で出演している。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』では、母親に家を出て行かれ、父親までこの世を去ったことで、叔父である主人公(ケイシー・アフレック)に引き取られることになる多感な高校生を印象的に演じた。 人物詳細はこちら
マハーシャラ・アリ
マハーシャラ・アリ「ムーンライト」

この作品のノミネート部門

作品賞 作曲賞 助演女優賞 助演男優賞 撮影賞 監督賞 編集賞 脚色賞
テレビシリーズ「女検死医ジョーダン」(2001~2002)、「4400 未知からの生還者」(2004~2007)にレギュラー出演。その後『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)、『プレデターズ』(2010)、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2012)といった話題作で重要な役どころを獲得し、映画界でも頭角を現す。2013年スタートの人気テレビシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」におけるロビイスト、レミー・ダントン役でも好評を博した。最近では、南北戦争において白人と黒人混合の反乱軍を率いた実在の白人を描いた歴史劇『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』(2016)でマシュー・マコノヒーと共演。『ムーンライト』では、少年時代の主人公に人生を生き抜くために必要なことを伝える麻薬密売人を演じ、ニューヨーク、ロサンゼルス、全米の批評家協会賞ほか本年度の助演男優賞を総なめにしている。 人物詳細はこちら
マイケル・シャノン
マイケル・シャノン「ノクターナル・アニマルズ(原題)」

この作品のノミネート部門

助演男優賞
シカゴの演劇界で俳優のキャリアを踏み出し、『恋はデジャ・ブ』(1993)で映画デビュー。『8 Mile』(2002)など数多くの話題作に脇役出演したのち、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008)の心を病んだ青年役でレオナルド・ディカプリオと共演し、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。その後、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞候補になった『テイク・シェルター』(2011)、実在の殺し屋を演じた『THE ICEMAN 氷の処刑人』(2012)などで実力派俳優としての評価を確立。悪役のゾッド将軍を演じた『マン・オブ・スティール』(2013)、ロサンゼルス映画批評家協会賞の助演男優賞を得た『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』(2014)でもカリスマ的な個性を発揮した。トム・フォード監督のスタイリッシュなスリラー『ノクターナル・アニマルズ(原題)』ではエイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホールと共演し、怪事件を捜査する刑事を存在感たっぷりに演じている。 人物詳細はこちら
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皇帝ペンギン
皇帝ペンギン(01:26:01)
2006年 ドキュメンタリー長編映画賞
配信期間:2017/2/20〜2017/3/19
それでも恋するバルセロナ
それでも恋するバルセロナ(01:58:31)
2009年 助演女優賞 スカーレット・ヨハンソン主演
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オンリー・ゴッド(R15+)
オンリー・ゴッド(R15+)(01:29:26)
本年度ノミネート ライアン・ゴズリング出演
配信期間:2017/2/18〜2017/3/17

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